定期借家契約を中途解約、再契約できるか?

スポンサードリンク

定期借家契約を中途解約、再契約できるか?

定期借家契約とは

定期借家契約とは、一定期間を定め、契約の期間が満了したら、
契約の更新をせずに終了するという賃貸借契約です。
契約期間に制限はなく、1年未満の契約をすることも可能です。

 

通常の賃貸借契約であれば、契約期間が満了しても契約更新が
繰り返されるということが通常で、賃借人としては、
家を借りるという立場がかなり手厚く守られ、
家賃を払って、賃貸人との信頼関係を
破壊するような行為をしなければ、
原則としてずっと住んでいられるという感覚です。

 

大家としても、賃貸目的で不動産を所有している場合、
入居者がいてくれた方がいいですから、双方にとっての利害関係が一致し、
それでよいのですが、海外出張などの一定期間の間だけ、
住宅を貸し出したいというような場合に、更新ナシで
期間を決めて貸し出したいというときに双方、その旨合意の上で
定期借家契約という方法を取ることができます。

 

スポンサードリンク

style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-7703623100410059"
data-ad-slot="9029520528">

 

定期借家契約で中途解約できるか

定期借家契約では期間の満了で、更新ナシで契約終了ということになるわけですが、
逆に定められた期間より短い期間、期間の中途で解約をできるかという問題があります。

 

例えば2年間の定期借家契約を締結したものの、
賃借人が1年を経過した時点で、退去したいという場合、
中途解約できるかということですが、
契約書の内容や、事情によって結論は異なります。

 

契約書に、
「契約期間中でも賃借人の申し入れによって解約できる」
といった条項があれば、解約することができます。
そのような条項が入っていなければ、原則として中途解約することはできない
ということになりますが、
賃貸物件の床面積が200平方メートル未満の場合で、
居住用で借りていて転勤、療養、親族の介護その他のやむを得ない事情により、
建物の賃借人が建物を自己の生活の本拠として
使用することが困難となった場合には、
1ヶ月前に申し入れることで解約をすることができます。

 

これらにあたらない場合は、中途解約することはできず、
退去する場合でも、定められた期間ぶんの家賃(または定められた違約金)を
支払わなければならないということになります。

 

 

なお、定期借家契約であらかじめ
一定の期間が定められている契約ではありますが、
期間が1年以上である場合には、賃貸人は、
期間の満了の1年前から6月前までの間に賃借人に対して、
「期間満了によって契約が終了する」という通知をする必要があります。

 

通知を出し忘れた場合、通知を出したところから6ヶ月後でなければ
賃借人に対して契約の終了を主張できないということになります。
(もちろん、賃借人は、その期間契約しなければならないということではなく、
賃借人の意思で期間どおりに契約を終了することもできます)

 

また、期間満了により契約は終了しますが、
双方の合意で再契約をすることにできます。
そおの際も最初にした定期借家契約の締結と同じ手続きを踏んで
することになります。
きっちり定期借家契約の要件を満たす契約の締結をしないと、
通常の賃貸借契約という扱いになりますので、ご注意ください。

スポンサードリンク